真理が人を自由にするという言葉について
「真理が人を自由にする」という言葉があります。
その言葉を知った時に私は
いつか真理にたどり着きたい。と思いました。
その言葉を聞いたのは大学の入学式だったので
真理＝知識という認識で話された言葉だっただろうと思います。
それ以来、
自分にとって必要な時に真理(真実）を知る機会が訪れるのだと。
そして、真実を知ったうえで選択できるということ、
それが自由というものなのだと思うようになりました。
自由になるということは、しがらみから解き放たれること、
いま身を置いている場所や事柄から離れることだと思っていました。
真実を知ったうえでどうするかは自分で決めること。
不自由さの中に喜びを感じて、
敢えて変わらないことを選択するというのもあるのかもしれない。
でも、それも真実を知ったその先のこと。
変化を選択したら、今あるものを手放すことになるのだろうか？
そうかもしれない。
しかし変化をとげた後には、
自分がなぜそんなものにこだわっていたのだろうか？？
と不思議にすら思うのではなかろうか。
ずっとそんな風に思っていました。
変化というものに、
常に強い憧れをもつなかで、
スピリチュアルと言われる事柄に触れるようになり、
徐々に見ている世界が変わっていきました。
そんな中でアデプトプログラムに出会い、
自分でも開催させていただくようになり
「真理が人を自由にする」という言葉は
このプログラムにとても似つかわしい言葉だと思ってきました。
前置きが長くなりましたが、
ふと、「真理が人を自由にする」という言葉について
チャネリングコントラクトに尋ねてみることにしました。
必要であればアデプトプログラムと絡めてお話しください
と言ってみました。
以下が、私のチャネリングコントラクト
マハシュリーによるチャネリングメッセージです。
人の一生は、
宇宙の広大な流れの中においては、とても短いものであり
それはまるで日本人における桜の花のように
華やかで、きらびやかで、そして儚いもの。
人々に喜びを与え、笑顔をもたらすもの。
どのような人間も、自分自身の命をそのように扱うべきです。
それぞれの魂、スピリットは、最初から
自身が何者であるのか、何をなすべきか
完全に、完璧に知っています。
そして、大いなる宇宙を旅するなかで
経験を積み、自らの計画に沿ってこの地球にやってきました。
にもかかわらず、
人間の衣をまとった時点で、
すべてはベールの向こう側に行ってしまう。
それがこの肉体生活を送るうえで大きなチャレンジであり、
チャレンジを通してどれほどのものが得られるのか、
どれほどの喜びが得られるのか、
スピリットはよくよくそのことを理解しているために
敢えて、このような形態で地上に生を受ける
ということを選択してやってきました。
そのような貴重な機会を余すことなく使って
できることをすべて行いたいと
あなた方のスピリットは願っています。
この人生において、何を見て、何を表現するのか
全てはスピリットによって克明に記憶され、
そして次なるステップへ向け、
この人生を使って多くのクリエイションを起こしていきます。
そのような真実を人々は知るべきです。
多くの人が真実というものを知らないばかりに、
もがき、苦しんで
自ら限界というものを作ってしまい、
それが当然であり、普通であるという風に思っています。
それは自分自身に対する冒瀆であり、
私たち光のハイアラーキーは、
そのような人間の在り方というものから目を覚まさせるために、
あなた方が人として地球に行くと決めたときから
その者が真理にたどり着くように
様々な布石を打って協力をするということを約束してまいりました。
地球に向かったすべての者は私たちと面識があり
そのような約束をしているのです。
私たちの手を離れていった者たちもいます。
しかし、だからといって、
それらの人々のことを私たちが知らないわけではないのです。
さて、
本来、自由というものは特別なことでも何でもなく、
自由という言葉を使うことも不適切だと思われるほどです。
自由というのは、
不自由なものを前提として成り立っている言葉であるので、
自由になるとか、自由であるということは
とても奇妙な言葉であると私たちは考えています。
しかしあなた方の言い方に沿って
自由という言葉を使ってお伝えするのであれば、
人はそもそも自由であり、
自由だの不自由だのという言葉も全く必要ないほどに完璧であって、
全ての出来事は、何もかも、あなた自身が行なっている結果です。
なので、それ（自由）はあなた方の当然の権利というか、
権利という言葉を使うのもどうかと思うほどに当然のことであって、
それが自然の流れ、もともとの性質、というものなのです。
しかるに、真理が人を自由にするのではなく、
真理を受け取ることによって、或いは思い出すことによって
自由という言葉そのものから自由になる。
まぁおかしな言い方をしていますけれども(笑)。
自由だの不自由だのという感覚すらも解き放つということです。
自由だの不自由だのということを考えている時点で、
頭打ち（天井に頭がつっかえているような状態）であり、
あなたが言うところの、金魚鉢の中に住んでいるようなものであり、
それは人間の本来の姿ではありません。
ですから、「真理はあなたを本来の姿に戻す」
ということであると申し上げておきます。
自由というのはとても奇妙な言葉です。
正直言って私たちにはさっぱりわからない感覚です。
何をもって自由だの不自由だの言っているのか、
正直なところさっぱりわからない。
真理があって、その真理は当然知っているべきことであって、
あなたが完璧であることも当然のことです。
真理を思い出すことによって、
あなた方は完璧な存在としてもう一度スピリットの状態に戻る。
「真理が人を自由にする」というのはそのようなことであると
私たちは思っております。
