あるべき姿のために戦うこと
しばらく前に
ミュージカル「ラ・マンチャの男」を観に行ってきました。
このミュージカルを初めて観たのは小学生のとき
劇中で歌われる「見果てぬ夢」という曲は
それ以来ずーっと私の心を支えてくれました。
家族の中でつらいことがあったとき
いつも自室で一人この歌をくちずさんで
気持ちを奮い立たせてきました。
大げさでなく、この歌を歌うことで
何とか生き延びてきた。
だから「ラ・マンチャの男」は
わたしの原点ともいうべきミュージカルなんです。
この劇中で語られるなかで
私の心に残っている台詞があります。
このミュージカル、お話は3重構造になっていて
セルバンテスという詩人が
宗教裁判にかけられることになり
放り込まれた監獄の中で
囚人たちへの申し開きのために
自分の芝居を披露するところから始まります。
その芝居の主人公は
本を読みすぎ思索にふけりすぎて頭がいかれてしまった老人。
彼は自らを遍歴の騎士ドン・キホーテだと思い込み、旅に出る。
そういうお話です。
セルバンテスが描いたその老人は
世間で言えば狂人。
現実を見ないで理想を追い求めている「イッちゃっている」人です。
そういう老人を描いたセルバンテスに対し
囚人の一人が言うんです。
そんなのは茶番だと。
誰もが、あるがままの現実の人生に
折り合いをつけて生きているのだからと。
そのことについてセルバンテスが語る言葉。
長いですがそのまま引用して書いてみます。
私はこれまでありのままの人生というものを嫌というほど見てきた。
息をひきとる仲間を両の腕に抱いたこともある。
彼らは皆うつろな目をして、
俺は何故こうして死んでいくのかと私に聞いたのではない。
今までこんな人生何のために生きてきたのかと
私に聞いたのだ。
ああ人生自体きちがいじみているとしたら、
では一体本当の狂気とは何か?
夢におぼれて現実を見ないのも狂気かもしれぬ。
現実のみを追って夢を持たないのも狂気かもしれぬ。
だが、一番憎むべき狂気とは、
あるがままの人生に折り合いをつけてしまって、
あるべき姿のために戦わないことだ。
これは本当にそのまんま
アデプトプログラムのなかで私がお伝えしたいことです。
私たちは誰でも多かれ少なかれ
生まれ持った本当の自分の外側に仮面をかぶって生きています。
子どもの頃にはどんなこともできると思っているのに、
成長するにつれて、理想を口にしては
「そんなのは無理だ」とか、
「普通はこうするものだ」とか言われて傷つけられる。
そんな体験の積み重ねから
傷つきたくなくて、或いは不安から
「うまくやろう」として仮面をかぶり
間違った部分を膨らませていく。
自分らしく生きることは難しいと刷り込まれることで
あろうことか
本心でない自分自身とうまく付き合うこと
あるがままの人生に折り合いをつけることを「成功」とすら思ってしまう。
そして
仮面をかぶっている言い訳として
「人生はままならないものだ」とか
「上を見たらきりがない」
「自分はそこそこうまくやれている」
などと思い込もうとしたりするのです。
あるべき姿とは
内側に眠っている真実の自分自身。
生まれる前に計画し
人生でこれを表現しようと自分で決めてきた
あなたが本当に達成したいこと
あなたにしかできないことを
喜びとともに体現する姿
なのですよ。
アデプトプログラムのテーマは
「汝 自身を知れ」
あなたは誰か、何者か
何をするために生まれてきたのか。
宇宙でたった一人、
唯一無二の存在であるあなたが
「これが私です」という
あなたにしか生きることのできない
オリジナルな生き方をするための
最初のスイッチを入れるのがアデプトプログラムです。
自分は何者なのか。
人生とは何か。
この世界の真実とは。
私にとっての喜びとは何か。
この世界の真実を知り
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