持国天からのメッセージ～2017年の始まりに
年頭にあたり、持国天より受け取ったメッセージです
大いなる恵みとともに、この2017年が始まったことを嬉しく思っている。
多くの人にとって、この一年は、
いかに真の喜びとともに在るのか、という点で、自分自身との大きな闘いとなる１年である。
自分自身を喜びで満たすということにおいては、自らが持っている概念
人々とこう接するべきとか、世間的な概念と闘うことが、大きな課題となるのである。
自らの喜びや、自らの幸せを追求する者は、自らのために周りのものと闘う必要がある。
自らを守り、いたわり、そして喜びで満たすためには、何よりもまず
自らを大切にする必要がある。
そのために、周りの人を説得する必要もあるだろうし、
また、わかってもらえないということに対して、自分に負い目を感じることなく、
わからせたいという自分自身のエゴと闘う必要もある。
また、自分に対してあれこれ言ってくる人々に対して寛容に受け止めつつ、
自分との境界線をしっかり保つということ。
これもまた、自分を守るための闘いとなるであろう。
他の人々と、真の意味でひとつになるということは、表面的な部分において、
自分と他の者との境界線、しっかりと引くことでもある。
自らのかぶっている仮面をはがしていくこと
仮面をはがした状態で人々と接することによって、
真の意味で、他との深いところでの境界線がなくなっていくのである。
深いところの境界線をなくすために、
まずは表面的な部分で、個の自分というものを大切にする必要がある。
自らを大切にすることのできる者のみが
目の前の、また別の個である他人をも大切にし、理解することができるのである。
そのようにしてそれぞれが大切にしている個と言うものは、
表面的にそれぞれの個性というものを表すに過ぎないが、
それらを大切にすればするほど、
深いところで、お互いに一つのものであるという認識に到達することができるのである。
その認識に到達するためには、
まずは表面的な個というものを大切にし、
自らの喜びを受け取ることを自分に許し、
他の者が、その者自身の喜びを受け取ることをも許し、
お互いに、別の個として、それぞれを大切にし、認めあい受け入れ合うことが必要である。
そのような、小さな積み重ね、一歩一歩の重なりが、あなた方をやがて、
全体としてのひとつ～一なるもの～という状態へと導くのである。
一人ひとりにとって、
この2017年は、激動の時となるであろう。
自分の変化だけに気を取られて
周りに思いを馳せる余裕がないということが起きやすいので、
そのようなときにこそ、よりいっそう、
いつも以上に他の人々に寛容であることが必要となる。
あなたが激動の変化を感じていると同じように、他の人も激動の変化を感じている。
その方向性や進んでいる道は違えども、
あなた方は深いところで一なる者である。
だから、全ての人のその人なりの変化というものを、温かく受け入れなさい。
あなたが自分自身を受け入れることが
他の人をも受け入れることへとつながっていくのである。
そして、あなたが受け入れられるということが、また、
自分を受け入れるための土壌を作ることにもつながっていくのである。
